テイクアウト・デリバリー利用時の食中毒に注意!

2020-06-03 テイクアウト・デリバリー利用時の食中毒に注意!

気温も湿度も上昇中!すぐに食べましょう

コロナ禍の影響が長引く中テイクアウト・デリバリーの販売が増え、需要も増えていますが、気温・湿度が上昇するこれからの季節は食中毒に注意が必要です。

★さて、コロナ禍の影響でテイクアウトにシフトするお店が増える中、衛生啓発の取り組みに力を入れているのが神戸市です。神戸市では飲食店が食事提供方法をテイクアウトやデリバリーへ安全・安心にシフトする支援として「①容器②ビニール袋③衛生管理啓発リーフレット」というスターターキットの提供を行っております。
今回はキットの中で配布している衛生管理啓発リーフレット(抜粋)をご紹介します。

◎お客様向け
飲食店の出前(デリバリー)テイクアウトで購入する方へ
<購入時の注意点>
・頼んだ食品はすぐに食べましょう
・一回で食べきれる量を注文しましょう
・食べ残しは取っておかないようにしましょう
・取り置きは箸をつける前に容器に取り分けふたをして冷蔵庫へ!食べるときは十分に再加熱しましょう!
・ごみは分別しましょう。

◎飲食店向け
食中毒予防の3原則(つけない・ふやさない・やっつける)の徹底とともに、以下の点に注意し、食中毒を予防しましょう。
当日の販売を見込んであらかじめ調理をする際には、構造設備の追加や飲食店営業以外の営業許可、表示が必要な場合があります。
<食品の調理・販売時の注意点>
・調理は許容量を超えないように注意しましょう。
・注文を受けてから調理を行いましょう。
・加熱調理後すぐに届けましょう。
・熱いもの、冷たいものは別々の容器に盛り付けましょう。
・充分に加熱し、生ものや半生などの提供は避けましょう。
・調理後2時間以内に食べてもらうようにしましょう。
・購入者に対しアレルギー物質、消費期限、保存方法を伝えましょう
※店頭やインターネットで食品を販売する際には、売るだけで許可が必要なもの(例:食肉類、魚介類、乳類)や高度な衛生管理(許可、資格、区画や設備の追加等)が必要なもの(例:冷凍食品、食肉製品、真空パック)がありますので、必ず管轄の保健所あてにご確認下さい。

◎食品をデリバリーする方へ
温度管理を徹底し、購入者が速やかに食べることができるよう届けましょう。
<デリバリー時の注意点>
・容器破損などにより、食品が汚染されることがないように適切に取り扱いましょう。
・運搬容器や車両を清潔にしましょう。
・保冷ボックスなどで直射日光を避けるなど、温度管理を徹底しましょう。
・配送時間を短くしましょう。
・安全第一!交通ルール厳守!

詳細は以下リンク【神戸市ホームぺージ】をご覧ください。

また、世界的にテイクアウト用のプラ容器ゴミが急増し社会問題化しています。
東南アジアでは、環境に配慮して昔ながらの大きな葉に包み提供するお店も登場しているようですが、何しろプラ容器の方が圧倒的に安いので取り組みは一部店舗にとどまっているようです。
プラ容器も洗って分別すれば資源となります。こちらも心にとめておきたい問題ですね。
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【神戸市ホームページ】テイクアウトによる食事提供急増を背景とする課題に、いち早く対応! 全国初の「テイクアウトスターターキット」送付による飲食店支援×食中毒を防ごう!飲食店・市民等への衛生管理啓発の取組み

神奈川県感染防止対策取組書・LINEコロナお知らせシステムについて

食中毒対策とは別になりますが、神奈川県では店舗・施設等において、業種ごとに定められた感染対策のガイドラインに沿った対策を取っているかを、一覧で示すことできる神奈川県感染防止対策取組書を発行しておりますのでご覧ください。

神奈川県感染防止対策取組書・LINEコロナお知らせシステムについて

改正食品衛生法が施行されました

下記に改正食品衛生法のポイントをまとめたリーフレットを掲載しています。
詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧ください。

【厚労省ホームぺージ】食品衛生法の改正について