2025-08-05 海水浴場が激変! 以前とちがう景色がそこにあります

今日は8月5日、夏真っ盛りです 夏と言えば海、海と言えば海水浴です
しかし、こういう連想は、もう昔のものなのかも知れません
三浦半島の海水浴場といったら、相模湾側では、森戸・一色・秋谷のビーチから三浦側に下ると荒崎・和田長浜,東京湾側では三浦海岸・野比海岸がメッカですが 通なところでは観音崎や走水海岸、鴨居のたたら浜まで、横須賀・三浦に住んでいれば泳ぐところは困らない状況なわけですが・・・
近年はどこの海岸に行ってもかなり空いているんですよね
海に入っているのは、サーフィンやボディーボードをやっている人が多く、ビーチで日焼けしたり泳いでいる人はかなり少ない印象です
海の家も昔と比較するとほとんどありませんね
泳いでいる人は数えるほどで、「海ってこんな感じだっけ?」という感覚にとらわれてしまいます
1980年代から90年代にかけては、どこのビーチもとんでもない混雑状況でした 海岸は芋洗い状態なんて言われていました
湘南の海岸といえば、由比ガ浜・材木座・七里ガ浜など長~い海岸線が海水浴客でいっぱいで、ビーチにはコパトーンのココナツの香りがどことなく漂ったりしていたものですが、今じゃどこに行ってもガラッガラの状態なんですよね
調べてみると日本の海水浴客数は、ピークの1985年には全国で約3,790万人だったものが、2010年代には1,000万人を大きく下回り、2017年には660万人ほどまで減少
「レジャー白書」では、2022年の全国の海水浴客数は約360万人、ピーク時の10分の1以下にまで減少している状況とのこと
ピーク時の10分の1! 道理で人が少ないわけですね データを確認するとビックリするレベルです
90年代には湘南海岸に1日で50万人が訪れたという状況もあったようですが、今では見る影もありません
「若者の●●離れ」ということが叫ばれ、飲酒、タバコ、テレビ、結婚、車の所有などが大幅に減少している状況を説明するフレーズとして使わていますが、最も離れているのは実は「海水浴」なのかもしれませんね
理由はいろいろ考えられるのですが、昔と比較して夏が猛暑になり熱中症リスクの上昇、プールやテーマパーク、海外旅行、インドアの趣味など、夏のレジャーの選択肢が大きく増えたこともありますが、何より「日焼けしたくない」「海水のべたつきが不快」「車で行くと砂で車が汚れる」などの理由で敬遠されているようですね
若い人に至っては、男性でも上半身裸になりたくない、女性は水着になりたくないという方が多数になってきているようです これでは海水浴に行こうというモチベーションになりませんね
砂が焼け付く暑いビーチでパラソルを立てて、凍ったパイナップルやかき氷をほおばる快感、飲み干す冷えたビールの美味しいこと!
もうあの、夏のビーチでの高揚感はどこに行ってもないんですね 何だか寂しい感じもします
自分自身を振り返ると、もう20年も海で泳いでいない気がします 若い時に夏は毎週海で過ごしていた自分がこうなんだから、世間の海離れも進むよなあと感じます
今年のお盆休みには、友人が子供を連れて遊びにくるので、たとえ嫌がられても鴨居の「たたら浜」に連れ出したいと思っています 海で楽しく過ごす方法を教えてやろうと思っていますが・・・ 嫌がられるような気もしています。。。
今日はアラフィフの寂しい気持ちを書かせていただきました 読んでいただいてありがとうございます!


