鷹取山は追浜から登るべきか逗子から登るべきか

2025-11-20 鷹取山は追浜から登るべきか逗子から登るべきか

本当は5月に行く予定だったものの、天気に恵まれず、9月末にようやく鷹取山に行くことができました。

前回登った時は逗子側の神武寺駅からの一人登山だったのですが、今回は友人と追浜から登ることになりました。

追浜に降り立ち、駅に置いてある、横須賀市発行の『きままに散歩 街中散歩と鷹取山ハイキング(追浜駅周辺)』を手に、地図通りの道を行く。
歩き始めて間もなく「陣屋跡→」の看板を見つける。
久々の友人とのハイキングで、テンションが高かったのか、ルートからは外れるが行ってみよう・・と思ってしまったのが間違いだった。
その後看板らしきものは現れず、行けども行けども何もなく、結局ぐるっと駅の裏側を回って振り出しに戻るという事態に・・。

気を取り直して、ルートに戻るが、地図がわかりづらいのか、追浜の道が入り組んでいて複雑すぎるのか、ようやっと首切り観音までたどりついたものの、その先がわからない。
地図を回しながらぐるぐるさまよっていたら、近所の道を掃いていたおばあさんが、「それわかんないでしょう、みんなそうなのよ。わかるところまで案内するわ」と観音様のごとく導いてくれた。
しかしその後も、行けども行けども登山口にたどり着かない。道があっているのかもわからないという状況のまま住宅街で1時間が経過。
結局グーグルマップを発動し登山口にたどり着くも、目指していた摩崖仏の裏に続く登山道は落石のため閉鎖中となっていた。
いったい何を目指していたんだ私たちはと途方にくれつつ、気を取り直し、別の登山道を探す。
いかにもこっちに登山道がありそうな予感がする、長いトンネルをくぐるも、登山道はなく、結局住宅街の公園にて、おにぎり片手に小休止。
本当は山頂で食べるはずだったのに~!

休憩しながらじっくり調べて、結局鷹取小の裏から登ることにしましたが、すでにこの段階で1時間半ほど経過。

またもと来たトンネルをくぐり戻る。
ぐるっと歩いて鷹取小のうらの鷹取山公園入口にたどり着く。
そんでもって、 アスファルトの広い歩道を登るとすぐに山頂についてしまった。

うーん。ハイキングした気がしない。
とりあえず逗子に抜けるつもりなので、山頂がゴールではないわけなんだけど、
『山頂!』という達成感がない。
まあ、標高139m、もともと丘程度の山なわけなんですけれど。土の道も歩いていないってどうなの?

とりあえず摩崖仏を見に行き、展望台に上り、今日の隠れ目的、非公認の壁画群を探しに行く。
非公認だからもちろん公式の案内にはない、しかしグーグルマップにはある。
でもどこにあるんだかわからない。グーグルマップの地点を目指して道なき道を分け入り、くっつき虫まみれになる。
しばらく行きつ戻りつした結果、鷹取山公園入口の大きなアスファルトの道から、すぐにたどり着くことが判明。
なんなんだ。

プロの彫刻家が彫った摩崖仏を見た後では、いかにも落書きな感じの壁画群。
しかし、かなりの広範囲に非公認に描かれ彫られているので、それらをたどり、険しい山道を行き、ロープを伝うなどして再び山頂に戻る。
非公認の壁画には興味がなかったため山頂で待機していた友人と合流し、ようやく逗子方面へ向かう。

登山道は鎖場が続く岩の道から、いつの間にか土の道へ。
あっというまに神武寺にたどり着く。
鷹取山にはいろいろな脇道があり、池子方面など歩いてみたい道はたくさんあったが、今日はすでに追浜で迷いすぎてくたびれたので、まっすぐに東逗子駅まで下山した。

結論、鷹取山は逗子方面から登り、追浜に降りるべし。
そうすると、クライマックスで山頂となりので、達成感が味わえるうえ、追浜の住宅街は下りですっ飛ばせる。
さらに、追浜側に降りたほうが店が多いので休憩や打ち上げにも便利である。
しかも横須賀に住んでいる人であれば、帰りやすい。

画像は メイン)摩崖仏 1)追浜駅 2)浦之郷陣屋後を案内する案内板 3)謎の鳥居 4)首切り観音 5)摩崖仏への登山道 6)何度も行き来したトンネル 7)鷹取山公園入口 8)非公認壁画群 9)鷹取山展望台


<SU>ハイキング前には詳細な紙の地図を用意して臨みたいところですが、いざとなったらグーグルに聞けばいいやって思っちゃうんですよね・・。

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