2025-07-17 馬堀海岸~観音崎 7.2km牛歩の旅

「少しは身体を鍛えたい。低山登山もいいけれど、気軽に散歩もいいよね、いざとなったらバスにも乗れるし!」ということで、今回は『気ままに散歩04』を参考に「馬堀海岸~観音崎ウォーキング」コースを歩いてみました。
~10:05 馬堀海岸駅スタート!~
駅から「まぼちょく」と呼ばれる馬堀海岸まで出て、堤防を歩いて走水方面へ。
走水水源地に差し掛かると、広々とした広場が出現。その名も『走水水源地公園』。桜の木が並んで植えられ、芝生が広がる開放的な広場です。桜の名所とは聞いていましたが、車でしか通ったことの無かった私は「正直走水って花見するスペースなんてあるの?」と内心疑問に思っていたのです。こんな公園があったとは知らなかった!!ここで花見をするのならば確かに、一方に桜、一方に海が広がる、なんとも贅沢な景色が楽しめそうです。
そのまま進んで、通称「ぽっくり観音」と呼ばれる伊勢町観音を通過。さらに歩道と車道が分かれ高低差が出るポイントで、歩道側の路地を行くと、なんと『シフォンの家』のノボリを発見。こんなところあったのか!!馬堀海岸から歩いてきた人間にとっては絶好の休憩したいポイントにあるお店!思わず立ち寄ってしまいました。
~11:00シフォンの家でひと休み~
店内にはランナー風の先客や、ヨコスカイチバンにも掲載されていた通りの優しそうな店主ご夫妻の姿が。なんだか安心感。種類豊富なシフォンケーキの中から「レモン」を選び、シフォンケーキとアイスとコーヒーのセットを注文しました。ふわふわで軽く、あっという間に完食。ホットコーヒーもおかわり自由で、ちょっとした休憩にぴったりのお店でした。ご夫婦のあたたかな雰囲気も心地よく、地元の方々に愛されているのが伝わってきます。ぜひまた訪れたいお店です。
~13:00走水神社へ~
御所ヶ﨑から今年の4月に馬堀小と統合し閉校となった走水小学校を眺めました。日本一海に近い小学校と言われているのは知っていたけど、その名の通り。想像以上の校舎と海の近さに驚きでした。尚、グラウンドはまだ少年野球チームなどに使用されている模様。
味見食堂の行列に並び昼食。その後、走水神社へ向かいました。長い階段を上って参拝し、裏山のパワースポットにも足を延ばしました。この日、天気予報にはなかった雨がぽつぽつと降り始め、前回走水神社に参拝した時も雨だったことを思い出しました。参拝時の雨は“縁起がよい”とも聞きますが、実際のところどうなんでしょうか…。
参拝後は近くのコンビニで雨宿り。1kg360円で備蓄米が販売されているのを発見し、「これが備蓄米か…」と、初めて見る備蓄米をしげしげ眺めつつ、重くなるので結局買わず。
~13:30観音崎エリアを散策~
ラビスタ(旧観音崎京急ホテル)の外周海岸をぐるりと歩ける観音崎ボードウォークへ。泳いでるんだか釣りをしているんだかわからない二人組の他、誰もいない。ほぼ貸切状態のボードウォークから観音崎灯台をしばし眺める。
14:00横須賀美術館に到着。住友洋画コレクションや住友重機械工業の浦賀ドックの歴史、横須賀ゆかりのオルガン製作者に関する展示など、見どころが多く、久しぶりに谷内六郎展にも立ち寄ってしまいました。屋上からはたくさんのタンカーも観察。ひっきりなしに大型船が行きかう浦賀水道はいつまで見ていても飽きない。ボーっとするのにうってつけ。後々、こののんびりの付けを払うことになるとも知らずに・・・。
~16:45観音崎灯台~
いよいよ観音崎灯台へ。しかし、なんと閉まっている。「閉館は16:30だったのか~!美術館でのんびりしすぎたよ!」ということで、残念ながら中には入れませんでしたが、「灯台は登るものではなく、眺めるもの」と気持ちを切り替えて周辺を散策。地層の切通しを通り、砲台跡、幕末に掘られたという長い素掘りのトンネルなどを通って、海沿いの道を歩き、ゴールと定めていた観音崎公園のバス停に到着。
歩数は約14,000歩、距離にして約7.2km。『気ままに散歩』では2時間程度の行程と書かれていましたが、寄り道及び想像を絶するスローペースもあり、なんと7時間もかかってしまいました・・。もちろん帰りはバスで帰宅です。
小学校時代からの友人と歩いた今回の散歩。コロナ前から会えていなかったこともあり、たっぷり話せる時間となりました。次は涼しい季節に、また違うルートを歩きたいものです。
<SU>1時間当たり2000歩って・・7時間で7.2kmって時速1kmくらい?なかなかの牛歩っぷりだが・・果たして、体は鍛えられたのか?








