ツバメが幅を利かせるまち津久井浜

2026-07-24 ツバメが幅を利かせるまち津久井浜

毎年春~夏にやってくるツバメに、津久井浜駅は比較的優しい。

津久井浜駅には毎年4~5個のツバメの巣ができるのだが、基本的には巣ができたら、そのまま子育てを見守る方針だ。

巣ができると、下には糞を受けるための段ボールが敷かれ、そこをうっかり人が通って糞被害を受けないようにバリケードが設置される。人々は巣を避けながら、ツバメ飛び交う駅構内を行き来することとなる。

数年前までは、歴代ツバメの巣が駅の天井付近にずらりと並ぶ光景も見られたが、近頃はツバメが巣立った後に巣を撤去する方針になったらしく、歴代の巣の行列は見られなくなった。

駅側からしてみれば、「毎年来るのだから、巣作りの手間を減らしてやろう」と思っていたのに、「昨年の巣には入らず、新しく作るんかい!」ということに、何年か越しで気づいたというところなのだろうか。

今年などは、一度目の巣立ちの後にすぐ巣を撤去していて、「さすがに早すぎるのでは・・・!」とヤキモキしていると、案の定、少しの期間羽を伸ばして、「さあ今年二度目の子育てがんばるぞ!」と戻ってきたツバメが、かなり戸惑っているという光景が見られた。

「ええい!昨年の巣は使わんけど、年内は巣を使い回すんかい!」

……と、ツバメに振り回されている駅員さんの姿が目に浮かぶ(すべて妄想だけど)。

まあ、ツバメはめげずに巣を作り直し、今も元気に子育て中なのでご安心ください。

ツバメは、かなり人間を利用する鳥である。天敵から身を守るため、わざと人の多い場所に巣を作る。

うちの玄関は一昨年と昨年、ツバメのねぐらになっていたのだが、昨年の途中から急に来なくなってしまった。

というのも、うちの玄関の明かりは、夜間に人を感知するとセンサーで点灯する仕組みになっている。ツバメが眠りに来ているのだから、ライトは消しておこうと気を利かせてスイッチをオフにした。

そしたら、来なくなってしまった。

推測するにツバメらは、天敵が近づくと明かりがつくという文明の利器を、身を守る術として活用していたのに違いない。(妄想だけど)

ツバメは、人の暮らしや習性を勝手に利用して生きている。

つまり、こちらが「ツバメのために」と考えて行動する必要はない。おこがましい話なのだ。

それぞれ、勝手に暮らすがいい。中には人間の親切をあてにしているツバメもいるような気もしなくはないが、そんなこと知ったことではない。

さて、こんな長閑な横須賀最南端の駅 京浜急行 津久井浜駅(駅番号:KK70/ 乗降人数:京急線全72駅中67位 )に興味が湧いたそこのあなた!

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<SU>
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【画像】
メイン画像)つばめのねぐら 画像1)津久井浜駅 画像2)春の津久井浜 浅間神社の桜 画像3)7月津久井浜メロン 画像4)8月津久井浜祭り 画像5)10月津久井浜芋ほり 画像6)11月ANAウィンドサーフィンワールドカップ 画像7)津久井浜みかん狩り 画像8)津久井浜海岸初日の出 画像9)江戸時代の画家 谷 文晁(1763~1810)の津久井浜図を陶板にて再創したもの(北下浦行政センター蔵)

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